ゆとり世代に悩む氷河期世代へ!効果的だった接し方

会社

円周率は「3」、完全週休二日制、総合的な学習の時間。

これらは学習指導要領の改訂に伴って、1990年代からはじまった「ゆとり教育」から出てきたキーワード。

学力低下が起きて各方面からの指摘を受けました。

「ゆとり」の解釈が不明瞭なまま進めていった事が原因と思う。

それでも政府は「方向性自体は間違っていない」として、学習指導要領の見直しを図り「脱ゆとり」と呼ばれることになる教育再生に着手してます。

何だかゆとり世代にはあまりポジティブなイメージは沸いてきませんね。

じゃあこの世代の働き手はどういう感じなのか?

どの職場でも世代間のギャップはあると思うけど、30代後半の氷河期世代目線で見ていきたいと思います。

ゆとり世代っていつから?

1987年から2004年に教育指導要領に基づいて教育を受けた年代の人達がゆとり教育世代。

2019年時点で15歳から32歳が該当。1つ下には「さとり世代」がいます。

さとり世代は2002年から2010年に教育を受けた人達を指すから25歳以下。新入社員ですね。

 

世代呼称生まれ年
ポスト団塊ジュニア世代1975~1979
ミニマムライフ世代1980~1988
ゆとり世代1987~2004
さとり世代2005~

 

くろ
くろ

1980~1983年生まれは就職氷河期の末期で、

僕もここに当てはまる年代

今回はゆとり世代前半に当たる

後輩とのギャップについて個人の意見です。

ちびくろ
ちびくろ

たくさんあるね。

ぼくは何世代になるんだろう?

 

ゆとり世代の新入社員の特徴

今まで接してきた後輩に共通していたことを挙げていきます。

基本的に自分の所掌を決めている

僕らは仕事が無ければ探すのが当たり前だけど、そういう意識は低い。

上司からこれやっといてと書類を渡されて、言われたところまでは処理するけどその後の事は手を付けない。

上司は「ここまでして欲しかったんだけど…」とこぼし、一方の後輩は「あの人は俺にどうして欲しいんですかね?」と言ってたのが印象的だった。

受け持った業務の過程にもあまり関心は示しませんでした。

マニュアルを求める

上の世代は「仕事は苦労して覚えるもの」、「人の技を見て盗めと」いう感覚があるけどゆとり世代には通じない。

ググって解決する問題ならそうするし、無駄な労力と感じているはず。

それは共感です。検索でも辞書を引いてでも問題解決すればそれでいいと思う。

でも小さな仕事でもマニュアルないんですか?と聞いてくるところは違うなと感じた。

そのくらい考えてよと。

これは僕ら世代にも当てはまるけど、自分で分析・検証して正しい答えを探求するという行動が少なくなっているといういう事だし、少し危機感も感じる。

スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、ビル・ゲイツといった世界を変えた起業家たちはどうだろう?

みんな大学中退。習う事から卒業して試行錯誤を繰り返したと思うんです。

 

逆に言えば指示されたことは自分の仕事という意識が強く、きっちりこなすと言えます。

ネット情報やツールの扱いが得意

メールやチャット機能は教えなくても最初から使いこなすし、会社独自のプラットフォームも教育資料を渡せばサクサク進めていく。

中年の人は1から教えないとダメなんでこの点は楽だった。

子供の頃からネット環境は整っていただろうからそこは強みだと思う。

仕事とプライベートは分ける

上司からの理不尽な休日出勤の要求(今なら断るけど)に2人で出た時、午前中に切り上げたんで昼食に誘ってみた。

仲が悪かったわけでも無いけど、返事は「用事あるんで帰ります」。

いや、全然いいんだけど氷河期世代だと先輩とのランチくらいなら付き合うかなぁと。

でも今は見習って気の向かない誘いはやんわり断ってます。ぼくら氷河期世代は忖度し過ぎるかも。

上司からの理不尽な要求にいたっては素知らぬ顔で全力スルー。

ネットで趣味や価値観の会う人と瞬時に繋がれる環境で育ったのも関係していると思う。

 

縦社会を知らない個人主義

僕が接したゆとり世代2人は部活や課外活動はしたこと無かったのもあったからか、目上の人を立てるという気遣いはあまり無かった。

なので僕ら氷河期世代より上の世代と社内行事で会う時は大丈夫かなという感じ。

実際に課長からは新人なんだからもっと動くようにと言われてたみたい。

日本ではまだこの感覚なので合わせるのも必要かなと。

他部署のゆとり世代も、社員旅行の時にグラサンかけたまま上職に挨拶して反感を買ってました。(これはダメっすねw)

宴会のカラオケを拒否ってた人も居た。それは無理しなくても構わないと思うけどやっぱり個人主義なんだなと感じましたね。(うちの会社だけかもしれんけど)

 

くろ
くろ

この国は特有の風習があるんで

ある程度は合わせないと難しい。

ぼくら世代は中間にいるから舵取り役だと思う。

 

 

淡々と作業するけど感情はコントロールできない

これも2人に共通して感じた事で、自分の思い通りにいかなかったら先輩に対してでも食ってかかる。

女性の方は普段静かなのに、メールや書類の文言について指摘すると「ダメなんですか!」と噛みついてきたのは驚き。

男性の方は上司の根性論やトップダウン方式に耐え切れず1年で退職していきました。

ゆとり世代みんながそうではないし、個々人の教養や若さのせいもある。

20代後半の頃通ったPCスクールのゆとり世代は謙虚な人も多かったし、うちの上司はバブル世代だけど中学生のように感情的だ。

ただ相対的に見ると、ガマンすることに慣れてなくストレス耐性が低い場合が多いと見聞きします

くろ
くろ

みんながそうじゃないけど

ぼくの周りはそういう人が多かった。

これはゆとり教育の弊害だと思う。

 

 

リーマンショック組は毛色が違う

一括りにゆとり世代と言っても、就職氷河期と同じ目に遭った年代もいます。

僕がPCスクールを卒業したのは2011年。

ちょうどリーマンショックの影響で100年に1度とも言われた大不況!がんばっても内定はもらえなかった。

求人自体出てなかったから現役組も同じく苦戦。例年9割以上の就職率は6割程度でした。

過度な競争や挫折という経験から、自己否定感を持つ人もタフさを身に付けた人もいて他のゆとり世代とは少し違う印象を受けました。

世代のギャップをどう埋めるか

部下への接し方

同じ内容を教えるにしても、世代で接し方は変わってきます。

先に紹介した特徴を踏まえると、ゆとり世代には問いかける・承認する事がポイント。

業務のアウトラインをイメージすることをしない傾向があると思うので、これは何のためにするのか?成功したらどこが良かったのかを問いかけると納得してくれました。

注意や指摘をするより「○○君なら出来るやろ」、「あれ試したの良かったよ」と声を掛ける方がスムーズに進むケースが多かった。

小さな事でもいいから肯定から入るといいと感じます。

あと人を率先して手伝ったりという事はあまりしないけど、自分の所掌範囲は守るので指示をハッキリ出すのもポイント。

NGなのは自分の価値観と比べない事。

彼らは世間にマイナスイメージを持たれていると認識していて、この単語に結構敏感です。

これだからゆとりは~等とネガティブな感じて使われることが多い。

(さっき触れたPCスクール時代の男の子は、「19っす。ゆとりでスンマセン」と自虐気味に自己紹介してた)

disられることも多いゆとり世代だけど、これから社会を変えていくのもこの世代。

イノベーションが進んでる現代。僕はこの世代から億万長者が出てくると思っています。

否定するのは楽だけど新しい感性についていくのも大事

いろんな世代が混じって一つのプロジェクトをこなすのが会社組織。

その中で僕ら氷河期世代は中堅という立場が多いと思う。

役職や国籍・性別と同じように、世代毎の特徴も把握してギャップを埋めれるようにしたいですね。

 

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