業界の人間しか入らない作業部屋「クリーンルーム」
「きついって聞くけど本当?」
「半導体工場って稼げるの?」
結論から言うと、自分には合わなかったし、二度と戻りたくない環境です。
最終勤務の日、作業着をダンクして退出したくらいには解放感がありました。
この記事では
・「クリーンルーム」とは何か
・実際に1年働いて感じたリアル
をまとめています。
半導体業界行きを考えている人、今まさにやめようか悩んでいる人は見てみて。
もしも半導体業界に現在いるけど辞めるのに踏ん切りがつかないという人は、退職代行サービスの利用も視野に入れることを推奨します。
クリーンルームとは
クリーンルームは、空気中の目に見えないホコリや微粒子を極限まで排除した作業環境。
高性能フィルタで空気を循環させ、規格で定められた清浄度をキープしてます。
クリーンスーツを着用
入室時は、全身を覆うクリーンスーツという専用の防塵服に着替えます。
・マスク
・帽子
・手袋(二重)
もセットで、露出するのは目元だけ。
人から出る汗、繊維もダスト扱いなので防ぐためです。
マスクは息苦しかったけど一週間くらいで慣れました。
入室時の注意点
クリーンルーム内に入るときは以下が必須
・グローブ
・エアシャワー
もちろんダストを持ち込まないようにするため。
業務で使うノートやペンも指定されてました。
クリーンルーム内の雰囲気
中に入ると、そこは完全に別世界。
・装置と人だけの無機質な空間
・黄色い照明
・無音に近い環境
近未来的ではありますが、人によってはかなり異様に感じます。
照明が黄色いのは、虫の侵入を防ぐため。
ダスト=不良の原因なので、虫すら許されません。
どのくらいキレイなのか

洗浄度は、国際統一規格に基づいてます。
簡単に言うと、
- 空間内にどれだけ微粒子が存在していいか
でランクが決まります。
製品の種類でも違うけど半導体の場合は一番厳しいクラス。その分維持費も掛かってます。

マイクロメートルってどのくらい小さいの?

0.0001ミリだから目には見えないくらい小さい。
クリーンルームでの作業内容

工程は細かく分かれていて、複数の業務があります。
検査
顕微鏡でウェーハの歪みや傷の有無をチェックします。
・立ちっぱなしで
・単調作業
これが続くから時間が無く感じやすい。
組み立て
精密部品の組み上げ作業。
手先が器用だったり、プラモデル好きな人は抵抗が少ないかもです。
・細かい作業が得意な人向き
・不良品は即NG
高価で壊れやすい部品なので、常に緊張感がある。
マシンオペレーター
装置の起動や設定を担当。
操作自体は難しくないけど
・ダストで不具合発生
・トラブル発生=残業が確定

見えないストレスが多い?

オペレーターで単純作業が苦にならない人ならアリ。
クリーンルームがきつい理由

正直この環境が一番きつかった。
・人の表情が分からない
・無機質で閉鎖的
さらに
・室内温度は25℃前後でも体感は高め
・スーツ着用で汗だく。
作業後はドリンク一気飲み。
仕事終わりに公園や緑を見て、「生き返った」と感じる感覚だった。

重いもの持ったりキツイ仕事もあるの?

オペレーターなら体を使う業務は無いけど
メンテナンスはそうじゃない場合もある。
特殊な環境で精神的に参ってしまう人もいたよ。

あとトイレや休憩で部屋の外でるのも面倒。
もよおしたら悲劇だからすぐ脱出すること。
まとめ
1年働いて感じたデメリットはこれ。
- 入室の手順が面倒
- 動けば汗ばむ
- 高額装置の扱いに神経を使う
- 人間より装置優先の環境
クリーンルームは普通の仕事とは別物の空間です。
合う人もいるけど自分はいるだけで疲れました。
今は普通の事務所勤めだけど、「こんな快適だったのか」と感じています。
最後に、半導体業界は魅力もありますが、
クリーンルーム作業は確実に向き不向きが分かれます。
もし今、
「辞めたいけど踏ん切りがつかない」
なら、退職代行などを使うのも一つの手です。




コメント