2020年も3分の1が過ぎてGWに入ってます。世間は新型コロナウイルスのニュース一色です。
この記事を書いている5月4日に、政府は緊急事態宣言を31日まで延長することを発表。日経平均株価は2万円割れ、中小企業は体力持たない所まで追い込まれてると思います。
今回はこのタイミングでの転職活動について、待った方がいいと思うので意見を書いていきます。
新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言解除を1ヶ月延長すると、77万人が失業すると民間エコノミストの予想が出ました。
第2波、第3波も考えると収束はまだ先。
業種や決算内容にもよるだろうけど相当厳しい…来年のオリンピック開催も無理でしょう。
そうなると経済の冷え込みは長期化して、転職市場への悪影響は必至。
専門家の意見は収束まで時間がかかりそう。
煽るのは良くないけど楽観視はキケン。
ぶっちゃけ倒産ラッシュ来てもおかしくない。
コロナ転職は自粛した方がいい理由
今みたいな緊急事態中でも求人は出ています。
選択肢が多いうちに働き口を探すのは自然な思考。シンプルですね。
これからは求人数は減っていくし、それがいつまで続くかは誰にも分かりません。
それでもこのタイミングで動くのは待った方が良いと判断。
理由は政府が緊急事態宣言を出しているのに、「密」にあたる面接を行うのは組織として良識に欠けているから。
ハローワークも人が集まるセミナーや説明会などのイベントは中止してます。
企業側も面接時期をずらす、ウェブ面接等の対応があって然るべきかなと。
あと年収アップを狙ってる人も理由は同じです。
働く人の事を優先しないイメージがあるので、待遇面でも期待はできないですよね。
モラルある企業だったら今は面談しない。
待遇面や人間関係が原因で転職活動する場合、
応募先がブラック企業だったら意味ないよね。
それでも転職活動する場合
地域によっては感染者0の場所もあります。
自粛警察みたいに過敏になり過ぎるのもどうかと思うけど、判断は難しいところ。
自己責任ですね。
年齢の壁もあるけど、公務員試験なんかは延期が発表されてます。
そういう措置がない企業を受けるのはやっぱりどうかと思う。
例外があるとすれば、こっちの不安を伝えて感染防止策を万全にしてくれる企業。
これなら有りだと思います。
それでも今は出来るだけ無理に動かず、
自分の市場価値を高めるべきと思う。
コロナ転職の自粛中にやるべき事
僕は今まで2度、就職活動で苦しみました。
1度目は2002年の大学時代。
就職氷河期と言われて、40歳前後の低収入者・ひきこもりは今も社会問題になってます。
当時は大学側が開く企業面談会もありはしたけど、半数は正規雇用されずに派遣になったり、アルバイトを続けたりって感じだった。
2度目は2010年。
当時はリーマンショックの影響で、有効求人倍率は0.5くらい。
10社受けても全部落ちるし、そもそも受けたい企業も限られてる状態でした。
今回のコロナショックはそのリーマンショック以来の非常事態。
要因が金融じゃなくて、未知のウイルスという点でも対応が難しいハズ。
それでも収束する日は来るから、やれるだけのことをやっておくべき。
なんで転職活動するのか整理する
過去の自分もそうだったけど、将来どうなっていたいかイメージしておかないとダメ。
自分が納得しないで、今の仕事が嫌だから転職するでは全然計画性が無いし、次も同じように失敗します。
企業側からしたら採用後どんなリターンがあるかが重要なので、ハッキリ答えられるようになっておこう。
希望業種の勉強をする
転職の思考法で記事にしたけど、専門性・経験・人脈のある人は他と差別化できる。
未経験の業界なら、関連する本を読むとかオンラインの講座を受ける等の行動をとる。
意外とみんなやっていないから他の人と差別化になるし、面接でも自己PRできます。
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これを機にじっくり自己分析するならストレングスファインダー。
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僕も今の職種に就くためにエクセルの勉強をしたし、
知り合い伝いに企業を紹介してもらったりもしました。
ちゃんと準備しておけばいい案件は見つかる。
まとめ
今回いくつか主張をしたのでポイントをまとめます。
- コロナショックは長期化する
- 無理して転職活動はおすすめしない
- 自分の市場価値を高める努力をする
状況は人それぞれで、これから変化もきっとあります。
ただ今はこんな状況だから流れに合わせて無理はしないほうがいい。
もし感染したらキャリアどころじゃなくなるからですね。
楽観論と悲観論のバランスを見て適切な行動を取りましょう。
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